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前田勲が考えること

『本業を離れるな・・・』

当社は創業以来、天然素材である「海苔」を基盤に
加工メーカーとして厚い信頼を築いてまいりました。

そこには、創業者から何度も聞かされた格言がベースにあります。

『本業を離れるな。本業を続けるな。本業の中身を変えろ』

今、ほんとうに骨身にしみて含蓄のある格言と思っています。

自分たちの得意なところから離れてはならない。
ただし、同じことの繰り返しに未来はない。
常に、時代に合わせて自ら本業の中身を変革しつづけよ!

簡潔に言えば、そういう教えです。

そして、実際に前田屋の歴史は、商品も得意先も
売り方も、変わらない軸は残しながらも、まさに変化の歴史です。

企業は変化しなければならないと言われます。
変化に対応したものだけ生き残るという有名なフレーズもあります。

ただ、変化は結果でしかないと思っています。

お客様に喜んでもらうためにはどうすればいいのか?を
考え行動した結果、会社が変化していたというだけなのです。



「人の行く裏に道あり花の山」

あまりにも有名な格言です。

「逆張り」の効用を説いているわけですが、これも、当社の風土・社風の一つです。

しかも、この格言には実は重要な下の句もあります。

それは…

「いずれを行くも散らぬ間に行け」

花が「散らぬ間に」行くことが大切なんです。
こういう風土だから、業界でも先駆けて、「ばらのり」の取り扱いを始めましたし、
「海苔匠 安芸郷」(のりしょうあきのさと)ブランドでの
通販事業、そしてWEB展開へ全社的に取り組めたんだと思います。

ブルー・オーシャンなマーケットがどこかにあるわけではないと思います。

人が歩かない道を勇気をもって切り開けた人だけが、
ブルー・オーシャンを自ら創造できると思っています。

そして、競争においては、ライバルより1点高ければよいと思っています。

自分たちの得意な土俵で、ライバルより1点でも高ければそれでよいのです。

圧勝を目指すと経営は失敗するといわれています。

僅差でよいのです。
そんな心の余裕が、斬新なアイデアを生み、
結果として圧勝しているというのが理想ですね。


株式会社前田屋 代表取締役 前田 勲




社長が語る前田屋の事業内容


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